完成車の披露

Wilier GTR Team Tiagra

昨今の 価格高騰に加え、商品不足が蔓延化し、これから始めようとする初心者には厳しい時代と言えましょう。たとえば カーボンフレームに、油圧DISCを、最低条件に検討してみると、40万円オーバーとなり、おいそれとは 手が出ません。さらに ペダル・サイコン・ヘルメットなども揃えなければならず、続けられるか分からない初心者にとって、ハードルは上がるばかり。そこへ Wilierから「ひと筋の光」が差し込みました。カーボンフレームに、シマノ Tiagar 10速 油圧DISC 仕様で、税込297.000円。これなら満足して頂けること請け合い。数年 乗り込んで、コンポーネントを Di2に入れ替えれば、もう ベテランの域に達しているのは間違い無し。


PINARELLO DOGMA F

2022年モデルのPINARELLOに、新登場したトップモデルのDOGMA F。2020年モデルで、発売されたDOGMA F12よりも更に洗練され、軽量かつ戦闘力の高い機能が備わり、さらに 新型Dura-Ace 12Sが装備された究極の完成車。当然のように ハンドル・ステム内にディスクホースが内蔵され、変速系はコードレスになった為、装着もかなり楽になりました。他メーカーでは見掛けなくなったリムブレーキ仕様(同価格)もラインナップされているので、こだわりの方は そのままリム仕様で乗り続けられる親切設計も嬉しい。オーナーは PINAREROの他 複数台を所有し、それぞれを使い分けながら楽しんでおります。毎週日曜日に開催される「朝練」で、その雄姿を存分に見せつけて下さい、ご参加お待ちしております。


Wilier Cento10 PRO

油圧ディスクが主流になりつつある昨今でも、リムブレーキに拘る方は少なからず居ります。特に、ベテランと呼ばれる方たちは、Di2(電動)までは受け入れても 油圧ディスクは躊躇してしまいがちです。もう一つの理由としては、使用中のコンポーネントやホイールを継続使用したいのです。油圧ディスクにした場合、ほぼ 新車を1台購入することになってしまい、せっかく積み上げてきたコンポーネント等を ほぼ使えずに 土台から積み上げなければなりません。今回のWilierは、そんな中でもDi2の配線を完全に隠し、最新技術を駆使したフレームにより 快適さと機能性が、以前のフレームよりも大幅に改善されました。機材の進化は けっして止まりません、あなたは すでに それに気付いてますよね?


CINELLI NEMO TIG

久しぶりにチネリ(CINELLI)の完成車を手掛けました。チネリと言えば、たいがいは スチールフレームのSuper Corsaを思い描く人も多いと思いますが、今回は 最近では珍しいアルミフレームになります。流行りの油圧Diskでも、電動でもなく、オーソドックスな機械式のカンパCHORUS 11速を、愛用していた旧完成車から全面移植しました。

オーナーは 当店の「朝練」メンバーでもあり、日ごろから一緒に走る仲ですので、ポジションやセッテイングは承知しております。また、少しマニアックな面もあり、わりと少数派の部品やブランドを好む傾向も知っております。今回は、重量を気にせず お気に入りの構成にしたかったのだと思いますが、次回は超軽量車になったりして! 次回が とても楽しみです。


PINARELLO PRINCE 105

今年モデルのPINARELLOは、PRINCEまでハンドル・ステム内に配線を内蔵するようになりました。昨年 発売されたばかりのDOGMA F12に採用された新システムが、Di2やEPS(電動)ではなく 機械式変速ワイヤーへと進化を遂げ、上級モデルのPRINCE FX共々 DOGMA F12のテクニカルソリューション、および大口径ヘッド形状を受け継ぎました。

オーナーは 若くして数台の最新ロードを所有しつつ、それぞれを使い分けながら楽しんでおります。また、毎週日曜日に開催される「朝練」の参加も希望していますので、伸びしろ溢れる走りに大いに期待が持てます。


Wilier Cento10 NDR

高級カーボンロードの中でも、最近 特に流行の兆しが見え始めた仕様をご存知でしょうか?それは、油圧ディスクDi2(電動)の両方を備えた場合に、それらの配線(油圧ホースとDi2ケーブル)を全く外から見えないように仕上げる方法なのです。

配線が、ハンドルとステムの中に隠れていてスッキリ見えますよね!これらは、今までのワイヤーを用いる方法では出来なかった仕組みなのです。電気ケーブルで変速機を動かし、油圧でブレーキを掛けるから成り立ちます。年々進化するカーボンフレームの成型技術や、大口径のヘッドパイプなどに起因した副産物と言ってもいいでしょう。複雑に絡み合ったテクノロジーで、益々進化していく自転車に目が離せません。


TIME FLUIDITY

当店で購入した1台目のカーボンロードからステップアップしたいと、1年間あたためてきたプランが実現する! 憧れのカーボンロードはTIME

ほぼ初心者の頃から当店の「朝練」へ参加し、メキメキと力を付け 今ではヒルクライムやロングライドイベントなど各地へ参戦。

毎年行う夏の「箱根ツーリング」は、彼女抜きでは実現できない。その実力と行動力と協調性に、皆から「師匠」の愛称で親しまれている。

カスタムカラー・トランスリンク・ULTEGRA Di2・DEDA SL45 …  一点も抜かりの無い部品構成と、2台目ならではの完璧なポジション。あとは乗るだけですよね?


COLNAGO CONCEPT

COLNAGO C59を愛用しているオーナーが、さらに追加したカーボンロードはCOLNAGO CONCEPT。コンポーネントはカンパ Super Record、ホイールはLight Weightと超豪華。シートピラー、一体型のステム・ハンドルもCONCEPT純正品。サドル、ペダル、タイヤ等にも抜かりは無い。フレームサイズも大きく、ステムやピラーも長く延び プロ・ツアー選手にも負けないプロポーション。さらに、ヒルクライムレースに参戦し、好成績を残すほどの走り屋。もう 非の打ち所が無い。

 

当店ブログに、「ロードを組む」と称して全10話の詳細な組み付け方を紹介していますので是非御覧下さい。


TIME FLUIDITY

トランスリンク・アクティブ フォーク仕様のTIME FLUIDITY。

さらに、Campagnolo Record EPS(電動)+FULCRUM Speed40Cのカーボンディープホイールは、まさに向かうところ敵なし。

若い女性でココまでやる人はそうそう居ないのでないだろうか?マラソンとトレランで鍛えた体は自転車でも存分に能力を発揮し、ヒルクライムや長距離走行を得意としている。小柄だからと侮ってはいけない。返り討ちにあい、痛い目に合うこと間違いなし。


BMC TMR01

不幸中の幸いと言っても良いのだろうか?ひょんな経緯から在庫のBMCフレームに最新型のR8050 ULTEGRA(Di2)を載せた完成車が出来上がりました。

ロングケージ・リア変速機のデリバリーが遅かったので、組み上がるまでにやや時間が掛かりましたが、ホイールを含め抜群のカラーコーディネイトですよね!11-32Tのスプロケット・フルシンクロモードのDi2・隠れた位置にある前後ブレーキなど…

軽さと楽さを追求した高速巡行ツアラーで、これからも自転車ライフを存分に楽しんで下さい。


TOEI ランドナー

650×42Bのタイヤに、フロントパニアとリアキャリアを装備した正統派ランドナー。学生時代からツーリングを楽しみ、社会人になった今でも山道や林道などのダートを好んで走る。

ユーレージュビリー・TAシクロツーリスト・マファック・ソービッツなど昔から愛用しているパーツ構成に迷いは無い。ギア比も熟慮の結果だ。

学生時代の仲間との交流はフェイスブックやLINEに変わったが、自転車は超アナログが好みらしい。(それも良いよね…♡)

 

当店ブログに、「ランドナーを組む」と称して全11話の詳細な組み付け方を紹介していますので是非御覧下さい。


TOEI スポルティーフ

当店にて3台目(+ロードあり)のフルオーダー完成車。
美意識へのこだわりも強いが、基本は“お任せ”依頼。
オーナー手持ちの60~70年代に憧れた部品を多用し、
全体的なバランスを考えて当店在庫を数点協力する。
走る機会は少なそうだが、末永く大事にしてもらいたい。


TOEI スポルティーフ

長いあいだ乗り続けているランドナーから、あらたに
軽快で楽ちんな700Cに乗りたいと思っていた。
憧れのTOEIに好みの最新パーツを組み込み、
キャリア・ライト・泥除け付の快走スポルテーフを目指す。
10SデュラエースにMAVIC・BROOKSなど完璧な仕様。


Montson ROAD

2013年に開業した新鋭ビルダー「山音製輪所」のクロモリロード。特殊な形状のコロンバス製(伊)パイプをラグレス仕様にて製作。
当初は配線を内蔵したシマノDi2(電動式)で組み上げた。
今回は、発売されたばかりのカンパPOTENZA(機械式)に変更。リア11~32TのスプロケやミドルゲージのRDなどが新鮮に映る。


TOEI スポルティーフ

学生時代から続けているツーリングは、今でも峠や山が多い。
複数の自転車を持ちながら、ダイナモ配線(カーボンブラシ)や
ブレーキ・変速ワイヤー内蔵など、初めての工作を試みる。
長年ストックしていたパーツを使い、新たに入手したパーツは
バランス等を考慮し、“TOEIらしさ”を狙ったスポルティーフ。


TOEI スポルティーフ

軽量カーボンロード・BORAウルトラ・シマノDi2などの最新を
乗り継いで、次に依頼を受けたのが古典的なスポルティーフ。
せっかくなら東叡社のオプション工作をふんだんに、パーツも
フランスやイタリアのビンテージ物を惜しみなく投入する。
それでも、走るのが好きなことは本人が1番知っている。